研修状況一覧

研修状況一覧

農作業の様子や農産物の生育状況など、
研修状況をお伝えします。
随時配信

わたしたち、
今こんな研修をしてます!

今期の研修状況を随時配信。
研修生が今どんなことをしているのか現場からお伝えします!

交信かく乱剤の利用

秋作(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー等)の圃場に交信かく乱剤を設置しました。 交信かく乱剤とは、人工的に合成された性フェロモンを利用して、害虫の交尾を阻害し、次世代の発生を防ぐための防除資材です。 薬剤抵抗性がつきづらいことや、人体への安全性も高いという特徴を備えており、減農薬も期待できます。 適用害虫はシロイチモジヨトウ、コナガ、オオタバコガ、ヨトウガ、ウワバ類などに有効で、多くの野菜や花き類に利用できます。 比較的広範囲なエリアでの利用が奨められており、100~200本/10aの密度で、畑に均等に取り付けることが必要なため、コストと労力は要検討ですね!

投稿日:2025/09/03

秋ジャガイモの定植

秋ジャガイモの植え付けを行いました。秋ジャガイモは植え付けのタイミングが収量に大きく影響する作型です。植え付けが遅くなると芋の生育が不十分のまま霜の被害を受けてしまい、早すぎると暑さで生育障害が起きてしまいます。今期は残暑が厳しく、植え付けのタイミングに悩まされましたが、午後から雨予報の午前に作業を行いました。 まずは、種芋の準備です。秋作では、春作産の種芋を使うため、休眠が短い品種を選びます。今回は、「デジマ」、「ニシユタカ」、そうか病に強い「サンジュウマル」の3品種を栽培します。春作と比べると高温条件での植え付けとなり、土の中で種芋が腐敗しやすいため、種芋は切らずにそのまま使用します。 作業は一輪管理機で深さ15㎝ほどの植え溝を掘り、そこに種芋を足の幅(約30㎝)の間隔で置いていきます。その後、足で覆土をして作業は完了です。 順調に生育すると11月下旬から12月上旬に収穫できる予定です。冬にみずみずしい新ジャガイモが食べられるのは魅力的ですね!

投稿日:2025/09/03

スイートコーンの抑制栽培

抑制栽培は、生育初期が高温期にあたるため、出芽率が低くなる傾向があります。さらに、出穂期にはアワノメイガやアブラムシなどの害虫の飛来や、台風の襲来等も増えるため、難しい作型になります。 しかし、秋口もトウモロコシの需要は高いため、栽培が成功すれば大きな収益が見込めます。あきる野市に就農予定の2年生が播種時期(8月中旬~下旬に3回)をずらした、抑制栽培を検討しています。 今回は、高温期でもじっくりと成長し、台風にも強い「ゴールドラッシュ90」、甘さに定評のある「おひさま」、「おおもの」の3品種を比較検討しています。 美味しいトウモロコシが秋に収穫できるよう、しっかり管理を続けていきます!

投稿日:2025/08/28