研修状況一覧

研修状況一覧

農作業の様子や農産物の生育状況など、
研修状況をお伝えします。
随時配信

わたしたち、
今こんな研修をしてます!

今期の研修状況を随時配信。
研修生が今どんなことをしているのか現場からお伝えします!

緑肥用ひまわり、残暑での開花

ジャガイモの後作に導入した緑肥用ひまわり(ジュニアスマイル)が一面に開花しました! 深く根を張って土壌深部のカリウムを吸い上げ、地上部に蓄積することができます。これにより、雨で流亡しやすいカリウムの流出を防ぐ効果が期待できます。同時に、硬盤層を破壊して土壌の通気性や団粒構造を改善します。 また、ひまわりは作物と共生するアーバスキュラー菌根菌(AM菌)を増やす効果があります。AM菌は根から遠くまで菌糸を伸ばしてリン酸を取り入れるため、植物が吸収しにくいリン酸を効率よく供給できるようになります。 約2m高で全面に開花したら、ハンマーナイフで砕き、ロータリーで耕うんして畑にすきこみました。緑肥を導入することで減肥効果も期待できますね!

投稿日:2025/09/22

シカクマメの栽培

シカクマメは熱帯アジア原産のマメ科植物です。日本では昭和後期に沖縄県、鹿児島県、東京都(小笠原諸島)に導入されました。沖縄県では方言に由来し、「うりずん豆」として愛されています。 短日植物のため、収穫時期は8月下旬から10月ぐらいまでになります。暑さにも強いようで、研修農場では特に病害虫の被害も少なく、順調に生育しています。 シカクマメは莢ごと食しますが、タンパク質、各種ビタミン、カロテンを多く含み、健康にも良い野菜です。ぜひ炒め物や天ぷらにして食べてみてください!

投稿日:2025/09/17

イチゴの促成栽培にチャレンジ

促成イチゴの定植を行いました。今回は、小規模のパイプハウス(3.6m×20m)で、高設栽培を行います。品種は「紅ほっぺ」、「章姫」、「よつぼし」の3種です。 作業はまず、マルチにカッターで切れ込みを入れ、空き缶を使い培地にポットと同じ大きさの穴を開けました。植え付けは、深さと向きに注意が必要で、深さは、クラウンが埋まらない程度とします。向きは、ランナーのあとがベンチの中央部に向くよう植え付けます。「よつぼし」は、種子繁殖型で苗にランナーのあとがないため、地面から斜め45°程度通路の外側に傾けて定植します。こうすることで、花房が通路側に伸びてくるため管理が楽になります。定植後は、たっぷりと灌水をして作業終了です。 順調に生育すると12月上旬頃に収穫がはじまる予定です!

投稿日:2025/09/12