
都内の土壌について学ぶ
東京都農林総合研究センターの土壌肥料チームの主任研究員から、都内に分布する土壌の種類(黒ボク土、灰色低地土、褐色森林土等)と特徴について講義を受けました。例えばアカデミーの圃場は、黒ボク土に分類されます。黒ボク土は腐植が多く、保水性や透水性等の物理性が良好というメリットがありますが、肥料の三要素であるリン酸の吸着力が高いというデメリットもあります。そのため、他の土壌と比べてやや多めにリン酸を施用する必要があります。 また、各土壌の実物に触れながら、水持ちの良さや土の締まり具合の違いを確かめました。 就農後は自分の畑の土壌特性を把握し、それに合わせた土づくりをしていくことが大切ですね!
投稿日:2025/05/21