研修状況一覧

研修状況一覧

農作業の様子や農産物の生育状況など、
研修状況をお伝えします。
随時配信

わたしたち、
今こんな研修をしてます!

今期の研修状況を随時配信。
研修生が今どんなことをしているのか現場からお伝えします!

交信かく乱剤の利用

秋作(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー等)の圃場に交信かく乱剤を設置しました。 交信かく乱剤とは、人工的に合成された性フェロモンを利用して、害虫の交尾を阻害し、次世代の発生を防ぐための防除資材です。 薬剤抵抗性がつきづらいことや、人体への安全性も高いという特徴を備えており、減農薬も期待できます。 適用害虫はシロイチモジヨトウ、コナガ、オオタバコガ、ヨトウガ、ウワバ類などに有効で、多くの野菜や花き類に利用できます。 比較的広範囲なエリアでの利用が奨められており、100~200本/10aの密度で、畑に均等に取り付けることが必要なため、コストと労力は要検討ですね!

投稿日:2025/09/03

ミニトマトのソバージュ栽培

八王子市に就農予定の2年生がミニトマトのソバージュ栽培を実践しています。 ソバージュ栽培とは、露地で逆U字型のアーチ支柱にキュウリネットを設置し、植物体の生育に合わせた誘引機具を必要としない栽培法です。芽かき、葉かき、つる下げ、受粉作業などが不要であるため、慣行栽培と比較して省力的に栽培することができます。 品種は「ロッソナポリタン」や「千恋(チコ)」など、収穫時にヘタが取れ、果実糖度に優れるものを選んで栽培しています。 真夏、直売トマトの流通量が少ない時期に集中して収穫出来るため、就農後に効果的に売上を増やすことが期待できます!

投稿日:2025/08/27

スイカの収穫

スイカは収穫時期の見極めがとりわけ難しい作物です。 加えて収穫後に追熟させることが出来ないため、ベストなタイミングで収穫する技術が必要です。 採れどきは、受粉からの有効積算温度(小玉で700~800℃)、巻きひげの枯れ具合、果実を叩いた時の音、へその部分の色合いやコルク化等から総合的に判断します。 研修生は試し採りをして割ってみて、熟度を確認していました。 今夏の直売やマルシェでは大変好評をいただけました。 より美味しいスイカを育てられるよう、さらに技術を磨いていきます!

投稿日:2025/08/25