タマネギの苗づくり

タマネギの定植に向け、苗づくりを進めています。 早生種は収穫時期が早く貯蔵性は低い、中晩生種は収穫時期が遅く貯蔵性は高いという特性に基づき品種選定を行います。今回は、ネギ培養土をつめた200穴のセルトレイに、中早生で作りやすさに定評のある「ターボ」、中生種で辛みが少なく生食向きの湘南レッド、貯蔵性に優れる中晩種のネオアースの3品種を播種しました。 ポイントは、苗の大きさで最終的な鱗茎重と抽苔の発生が決まるという点です。過大に成長した苗や、窒素不足は抽苔のリスクが高まるため、葉鞘(苗の白い部分)の直径が6~8mmを目標に育苗します。 定植は、播種後55~60日後にする予定ですが、より充実した苗づくりをするため、苗はセルトレイごと地床へ移し、亜リン酸液肥を施用しました。ただし、根鉢を抜けやすくするため、時々セルトレイを持ち上げるようにしています。
投稿日:2025/10/06
