研修状況一覧

研修状況一覧

農作業の様子や農産物の生育状況など、
研修状況をお伝えします。
随時配信

わたしたち、
今こんな研修をしてます!

今期の研修状況を随時配信。
研修生が今どんなことをしているのか現場からお伝えします!

イチゴの促成栽培にチャレンジ

促成イチゴの定植を行いました。今回は、小規模のパイプハウス(3.6m×20m)で、高設栽培を行います。品種は「紅ほっぺ」、「章姫」、「よつぼし」の3種です。 作業はまず、マルチにカッターで切れ込みを入れ、空き缶を使い培地にポットと同じ大きさの穴を開けました。植え付けは、深さと向きに注意が必要で、深さは、クラウンが埋まらない程度とします。向きは、ランナーのあとがベンチの中央部に向くよう植え付けます。「よつぼし」は、種子繁殖型で苗にランナーのあとがないため、地面から斜め45°程度通路の外側に傾けて定植します。こうすることで、花房が通路側に伸びてくるため管理が楽になります。定植後は、たっぷりと灌水をして作業終了です。 順調に生育すると12月上旬頃に収穫がはじまる予定です!

投稿日:2025/09/12

促成栽培イチゴの定植準備

今期はアカデミー初となるハウスの促成栽培イチゴに挑戦します。イチゴの促成栽培では、花芽が分化した苗を定植しますが、一季成り性の品種は花芽形成に低温、短日処理が必要となります。八王子はまだまだ暑く、花芽が分化した苗を作るのが難しいため、今回は、山梨県の高所(三好アグリテック㈱)から苗を購入しました。 今回導入した品種は「紅ほっぺ」、「章姫」、「よつぼし」の3品種です。「よつぼし」のみ長日で花芽が形成される四季なり性の品種です。念のため、顕微鏡でクラウン部分を観察し花芽の有無を確認しました。3品種ともしっかりと花芽が形成されていました。猛暑だったにもかかわらず、さすが三好アグリテックさんですね! イチゴはハダニの防除が特に課題となるため、定植前にモベントフロアブルを灌注処理しました。 

投稿日:2025/09/11

秋どりエダマメの播種

エダマメは本来、6月中旬から7月下旬にかけて多く流通しますが、近年需要が周年化してきており、作期を長くする栽培技術が必要となってきています。 研修農場では、日の出町に就農予定の2年生が普通作に加えて、秋どりに向けた抑制栽培を実践しています。 春夏に複数の品種でエダマメの栽培をし、その中で特に食味の良い「陽恵」という茶豆品種を播種しました。 裸地のため、播種後直ちに除草剤(コダールS)を全面散布し、雑草防止に努めています。また、防虫ネットの有無による生育や収量等の違いを比較検討しています。

投稿日:2025/09/03