先輩受講生の就農パターンは様々です。
受講までの経緯、農業への思いなどをインタビューしました。
第6期生
(2025年度)
大柳 貴嗣さん
社会人になってから就農
IT系の仕事に携わっていました。直近は生命保険会社の自社システムの保守開発を17年行っていました。
人間本来の生き方・働き方ができる農業に魅力を感じました。東京での都市型農業なら、家族のライフスタイルを変えることなくチャレンジできるのではないかと思い決断しました。
研修設備が整っていることに加え、説明会で話した職員さんの印象や卒業生の方たちの状況から、ここでしっかり勉強すれば就農してうまくいく可能性があると感じたからです。
ほとんどありませんでした。ただ、普段使わない筋肉を使うので身体への負担はあります。2年間かけて農業向きの身体に鍛えるつもりです。
入講当時は、種まきや苗の定植が中心でしたが、初夏になりキュウリ、ズッキーニなどの収穫や、トマトの整枝、果菜類の防除などを行っています。直売会があるときは、袋詰め作業が入ります。
指導員の方たちが作物を見て、いち早く病害虫の発生に気付き、農薬散布等の対処方法を指示します。その知識と実践力に感動しました。
知識はもちろん、現場での対応力があり、とても頼りになる存在です。
20~40代と想定以上に幅広い年代がいるため、入講当初は驚きましたが、同じ目標をもつ仲間なので仲良くやっています。
就農計画を策定して着々と進めている姿を見て、1年後に自分も同じような状況になるのだと実感しています。
まずは安定して営農できるように、5品目前後の作物を効率的かつ高品質に作ることが目標です。中長期的には体験農園などで地域とのつながりをつくり、地域の活性化に貢献できる農家になりたいと考えています。
東京で農業をやってみたいと少しでも思うなら、まずはアカデミーの説明会に来て相談してみてください。年齢や体力的な不安があっても、やる気や覚悟があれば、何でも挑戦できます。ぜひお待ちしています。