東京農業アカデミー 八王子研修農場

先輩受講者の声

先輩受講者の声

先輩受講生の就農パターンは様々です。
受講までの経緯、農業への思いなどをインタビューしました。

先輩受講者の声

第6期生
(2025年度)

安留 もみじさん

大学を卒業して就農

東京農業アカデミーに入学する前は何をしていましたか?

農業高校の食品開発学科卒業後、大学の国際地域開発学科で発展途上国支援や環境問題について学んでいました。

農業圏(他県)ではなく、なぜ東京で農業を⽬指すのですか?

他県ではすでに大きな農業コミュニティが形成されており、新規でそこに入っていくのは難しいのではないかと感じていました。その点、東京は大消費地であることに加え、新規就農者に対する支援体制も整っていると聞き、挑戦してみようと決意しました。

東京農業アカデミーへ⼊講した⼀番の決め⼿は?

説明会に参加した際、まず施設や設備が整っている点に魅力を感じました。職員の方とお話しする中で、何もない状態から独学で始めるよりも、ここでしっかりと学ぶことが就農への近道だと感じ、入講を決めました。

先輩受講者の声
⼊講前と⼊講後での研修イメージのギャップはありましたか?

当初は座学が中心かと思っていましたが、実際には毎日ほ場での作業がほとんどです。体力的な負担はあまり感じませんが、暑さへの対策には苦労しています。

1 ⽇のスケジュールを教えてください。

講義は週1回程度で、それ以外はほぼ毎日農作業に取り組んでいます。夏のこの時期は、メロンなどの果菜類を中心とした収穫と出荷作業がメインです。作物の生育も順調で、暑さ対策をしながらの日々です。

これまでの研修で印象的だったことは?

メロンやスイカの栽培では、収穫の際に達成感があり、やりがいを感じました。もともと狩猟免許やジビエに関心があったこともあり、獣害対策の講義も興味深く受講しました。電気柵は、所定の高さで設置しなければ効果が得られないという点が印象に残っています。

先輩受講者の声
指導員の雰囲気は?

入講前からあたたかく迎えていただき、今も明るく親しみやすい雰囲気のなかで接してもらっています。わからないことがあればその場で気軽に質問でき、丁寧に教えていただけるので安心して学べています。

同期の⽅の雰囲気は?

知り合ってまだ数カ月ですが、まるで1年以上一緒にいるような安心感があります。年上の方ばかりなので、社会経験のない私にも、マナーなどをやさしく教えてくれて、とても心強いです。

先輩研修⽣の取組状況を⾒て感じることは?

一人ひとりが自分の区画を管理して作業されている姿に、すごいなと感じています。朝礼ではその日の作業計画をきちんと報告されていて、そうした姿勢にとても刺激を受けます。1年後、自分もそんなふうになれていたらうれしいです。

研修終了後に計画している就農像はありますか?

まずはトウモロコシの栽培から取り組み、収入の安定を図ることが当面の目標です。将来的には、贈答用の高級メロンの栽培にも挑戦し、メロンを楽しんでもらえるような「メロンパーク」のような場をつくるのが夢です。加工や販売までを視野に入れた6次産業化にも取り組んでいきたいと考えています。

これから東京農業アカデミーを⽬指す⼈に⼀⾔

最近の米をめぐる問題などをきっかけに農業に関心を持った方、新規就農に興味のある方は、ぜひ説明会に足を運んでみてください。定員は年間で5名だけです。だからこそ、本気で挑戦したいという方に来ていただきたいと思います。最後まで一緒にやり遂げましょう。