東京農業アカデミー 八王子研修農場

研修状況一覧

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農作業の様子や農産物の生育状況など、
研修状況をお伝えします。

パッションフルーツの挿し木

来年に向けて、パッションフルーツの挿し木を行いました。
まず、挿し穂とする良質な枝を採取するために、結果枝から出る脇芽(孫づる)を1₋2カ月ほど延ばして置き、さらに、採取する1週間ほど前に尿素の液肥を葉面散布し、葉色の濃い枝を準備します
挿し木は、小さな脇芽を持った孫づるを1節ずつ切り取り、挿し穂とします。採取した挿し穂の葉を3分の1程度まで切除し、根元は片方を斜めに切り、もう一方は、接木ナイフで1㎜程度削り形成層を露出させます。その後、発根促進剤(メネデール等)を切り口につけ、たっぷりと水を吸わせたバーミキュライトに挿し込みます。
作成した挿し木は、高温(25~30℃)、高湿な場所で管理します。順調に生育すると2週間程度で鉢上げできる程度まで発根します!

投稿日:2025/11/13