東京農業アカデミー 八王子研修農場

研修状況一覧

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農作業の様子や農産物の生育状況など、
研修状況をお伝えします。

促成栽培イチゴが開花しました!

9月12日に定植したイチゴの開花がはじまりました。
ハウス栽培のイチゴでは、一般的にミツバチを使い授粉を行いますが、巣箱を設置するには栽培面積も小さいため、今回は「ヒロズキンバエ」というハエを活用します。ハエは、医療用のハエの幼虫を生産供給している会社が販売する「ビーフライ」という商品を使います。蛹の状態のハエが届くので、速やかに羽化させるために発砲スチロール内にパネルヒーターを敷いて温めます。ハエの寿命は短いので、10日に一回程度の頻度で新しい蛹を導入していきます。
ハエが羽化するまでに25℃で7日程度掛かりますので、それまでは、筆を使って人工授粉を行っていきます。ハエがきちんと働いてくれるのか結果が楽しみです!

投稿日:2025/10/14