
ヤガ類の防除
ヤガ(夜蛾)類は、夏から秋にかけて多くの農産物に被害を及ぼします。
環境保全型農業推進の一環として、アカデミーでは緑色LEDライト(モスバリアジュニアⅡ)をトマト、トウモロコシ、キュウリ、ナス畑で設置し、ヤガ類の密度を減らす工夫をしています。
防蛾灯は夜間にライトを圃場に照らし、夜に活動するヤガ類に昼間だと勘違いさせることで、農作物に寄り付かなくさせ、圃場内での繁殖行動を抑える効果が期待できます。
防蛾灯を設置した畑では、設置していない圃場と比較すると吸蛾類によるトマトの吸汁被害、またアワノメイガ、オオタバコガの幼虫による被害が激減しています。
最近は様々な害虫に対応した防虫灯がありますので、害虫の多い場所では試される価値があると思います。
投稿日:2025/07/24