東京農業アカデミー 八王子研修農場

研修状況一覧

研修状況一覧

農作業の様子や農産物の生育状況など、
研修状況をお伝えします。

緑肥のすき込み作業

アカデミーでは、土づくりを大切にしており、定期的に緑肥を導入しています。緑肥の導入には、土壌への有機物の供給、土壌病害の抑制、次期作の施肥量削減など様々な効果が得られます。
本日は、2月下旬に播種をしたライムギのすき込みを行いました。今回用いた「ライ太郎」という品種は低温条件での発芽、生育が良好で、ネコブセンチュウの抑制効果が高いという特徴を持っています。すき込みのタイミングは出穂の開始を目安とします。トラクターのロータリーでそのまますき込むことも可能ですが、今回はよりスムーズに緑肥を分解させるため、ハンマーナイフモアで細断した後に、石灰窒素を施用し、トラクターで耕うんしました。

投稿日:2025/05/07