
自然エネルギー利用!踏み込み温床
踏み込み温床は、微生物による有機物の分解過程で生じる熱を利用する育苗技術です。アカデミーの敷地内の落ち葉を使って踏み込み温床作りに挑戦しました!
まずは、コンパネ板を使って囲いを作ります。その中に、落ち葉を20㎝ほど敷き詰め、米ぬかを撒き、水を入れながら踏み込みます。発酵が速やかに進むように、有機物発酵腐熟促進剤「コーランネオ」も加えました。この動作を、7~8回繰り返し、その上に15㎝程度土を入れました。最後に、マルチとトンネル被覆をして完成です。床内の温度が安定するのを待ち、2月下旬頃からウイルスフリー苗を使ってサツマイモの育苗をする予定です。
労力はかかりますが、電気などを利用せず床内を温めることができるので、経費も少なく、設置場所も選ばず、環境にも優しいというメリットがあります。研修生からは、就農後に是非作ってみたいという声があがりました。
投稿日:2025/01/10