東京農業アカデミー 八王子研修農場

研修状況一覧

研修状況一覧

農作業の様子や農産物の生育状況など、
研修状況をお伝えします。

ナス苗の接ぎ木

あきる野市大福農園にご協力いただき、ナス苗の接ぎ木実習を行いました。
果菜類の病害虫対策として有効な接ぎ木技術の実際を学びました。接ぎ木の方法は接ぎ木ピンとジョイントホルダーを用いた方法の2通り。まず、台木のトルバムビガー苗を切断し、接ぎ木ピン又はジョイントホルダーを装着し、次に切断した穂木のナス苗を圧着します。互いの切断面をうまく合わせるようにするのがポイント。接ぎ木した苗は素早く養生場所(湿度95%前後、温度25~30℃、遮光95%前後に保たれた場所)で7日間ほど管理し、徐々に馴らしていきます。説明後、研修生も接ぎ木に挑戦し、それぞれの方法を試しました。良苗生産に必要な管理技術も合わせて説明を受け、技術の高さに感銘を受けていました。

投稿日:2024/03/14